連れ連れなるままに・・・

日々の日常の中で、ふと感じたことを気ままに書いています。 最近観た映画や読んだ小説などの感想、趣味の紹介なども書いていこうと思います。

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Posted by カリメン1号・2号・3号 on

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映画評論29

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知人の作品紹介を終え、一息付いているカリメン2号です。
割と長めのブログ記事をアップをしたので、これでしばらくはブログアップしなくて良いかなと思っていたのですが…。
そうもいかず、売り上げ貢献のためにも、定期的に更新しなくてはと気付き、少々げんなり気味です。
と言うことで、頑張って映画評論をアップしたいと思います。
まぁ、流石に2014年度の映画ベスト10入りした作品の、どれか一本ぐらいは評論しないと不味いですしね。
なので今回は、割と新作の映画評論です。
事前の警告なのですが、ネタばれ等の有害情報を含んでいますので、嫌な方は見ないで下さいね。

『紙の月』
 2012年度のキネマ旬報で、見事に邦画部門の2位に選ばれた『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈の印象を残した吉田大八監督。彼によって映像化された話題作の『紙の月』は、2014年度の邦画3位に選ばれた。原作は角田光代の同名小説であり、映画公開前の2014年には原田知世の主演によってテレビドラマ化されている。しかし、映画は原作の小説とは少し違い、銀行でのシーンや銀行内部の描写を多くすることで、サスペンス要素の強い作品となっていた。
 ストーリーは、ある地方銀行の契約社員として働く事になった、どこにでも居る平凡な主婦の梅沢梨花は、職場では仕事の姿勢や気配りなどが評価され、上司や顧客に信頼されるようになっていく。しかし、仕事とは裏腹に夫のとの関係は、どこか冷めていて、互いの価値観もずれているような、寂しさを感じていた。そんな毎日の中で、ある顧客の孫である大学生の平林光太と出会い、惹かれるように梨花は光太と付き合うことになった。満たされない気持ちを、光太との逢瀬と散財で埋めていくようになった梨花は、やがて自分の顧客の預金などにも手を出し始めてしまう。しかし、銀行の収支に疑問を持つようになった先輩社員の隅より子によって、巨額の横領がばれてしまうのであった。光太との関係も終わってしまい梨花は、より子に追い詰められていく。銀行にも横領がばれ、より子と対峙することになった梨花は、自分にとっての「真実」とは何かをより子に伝え、そして、その一線を飛び越えていく事を選んだのであった。
 やはり映画のファーストカットには、その作品の全てが集約されていることを感じる事が出来た。幼いころの梨花が学校の募金活動で、お金を包むシーンは彼女にとって「金とは何なのか」という事を端的に映し出していた。それがこの映画のテーマであり、伝えたかったことのように思う。全体的に室内のシーンが多かったので、映像として横領時の緊張感や光太との情事などは、ライティングの色合いが上手になされていた。また音楽の演出も上手く、物語の重要な要所で聖歌を使うなど、演出にはこだわっていたように思う。特に清廉な聖歌の歌声が金の横領という行為を引き立たせており、映画自体を引き締めていたように感じた。出演者の演技もナチュラルで違和感を感じることは少なかった。しかし、梨花と光太との情事のシーンは、生々しさに欠けてしまっていたように感じ、その事は残念ではあるが宮沢りえの美しさと演技力は流石だと言えるだろう。心情変化の演出は分かりやすく、光太の祖父である孝三の所でのシーンで対比として描いていたように思う。最初に訪れた時はお茶くみをしなかったのに対し、横領するための金欲しさに率先して行っていた事がそうであろう。しかし、孝三は梨花のお金に対する対比として描かれており「あんたの提案が面白いと思ったから、金を出したんだ。あんたは金を貯めろではなく、定期の金を楽しみのため使えと言った。」というセリフからも、その事は明らかである。
 原作小説のテーマがどうなっているのかは、分からないが映画として「金とは何なのか」というテーマ性を強く感じた。その最たるものがファーストカットの募金の結末が、映画のラストシーンへの布石となっていることである。ファーストカットとラストカットの対比、そして平林孝三のセリフからも見てとれるように、金は人の欲を助長するものでもあり、また誰かを救う事の出来るものでもある。それは事実であり、金そのものは欲しい物を手に入れるための物であるということだ。それは梨花とより子との、対峙シーンでのセリフにもあるように「本物」を手に入れるための「偽物」である、ということに尽きるのではないだろうか。

今回はこんな感じです。
評論としては短いですし、話もまとまって無い…。
相も変わらず、泣けてくる文章センスです。(
しょうがないと言えば、しょうがないのでしょうが…。
次回は、何をアップするか決まってませんが、早めにアップできるように頑張ります。
一応ですが、映画評論のリクエストもお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

カリメン2号

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カリメン2号は出版社の回し者じゃありませんので

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着実にの足音が聞こえてきているのに、未だに寒い日々が続いています。
新たな年になったのに、色々な意味で絶望の足音しか聞こえないカリメン2号です。
前々から告知しておりました通り、今回の紹介は宣伝を兼ねての書評をいたしたいと思います。
まず、延び延びになってしまいまして、誠にすいませんでした。
嫌な方は見ないで頂けると助かりますが、今回に限っては最後まで見ていただけると、とても嬉しいです。
また、多くのネタばれ情報や過去の思い出話とかが含まれ、文書量もそれなりなるので、よろしくお願いいたします。

過去の記事にて小説ついての分類は、少しだけ触れたと思いますが、皆さんが「ライトノベル」と聞いて、どの様なイメージを持つでしょうか?
多くの小説や文芸書を読んでいる方なら、少なからず偏見のある見方になっているのではないかと思います。
実際の話、カリメン2号も多少なりと、偏見のあるイメージを持っていることは否めません。
その事についても、多少ではありますがカリメン2号の見解を含め、事前に述べておきたいと思います。
カリメン2号が多くの影響を受けたライトノベルは、割と古い作品が多いので、今現在のライトノベルはそれほど好きではありません。
カリメン2号の活字人生は遅く、高校一年生の時に、ライトノベルというジャンルの作品に出会ったことがきっかけです。
それまでは、本と言えばマンガばかりの読書人生に、活字というものが多くを占めるようになってきました。
その作品はブログにも紹介しました『ラグナロク 黒き獣』という角川スニーカー文庫の作品で、今回紹介する『用務員さんは勇者じゃありませんので』を執筆している棚花尋平さんとの出会いに、深く関わる作品だったのです。
現在も数多くのライトノベルが出版されていますが、多くを読んでいる訳では無いカリメン2号です。(むしろ、少ない方です…。)
しかし、最近のラノベ作品はアニメ化されることも多く、多くの人の目に留まっていると思います。
特に最近の流行は、日常モノや異世界に飛ばされた勇者、もしくは魔王や能力者が日常生活する、というものが多いように思います。
悪いという訳では無いのですが、過去の読書経験が大きく影響しているせいもあり、根っからのファンタジーが好きなカリメン2号にとっては、過去に発売されたライトノベルの方が、魅力的に感じてしまうのは確かです。
そんな学生時代にハマった古典的なファンタジーノベルを、今回紹介します作品の著者も読んでおり、そこから良く二人でライトノベルについて語り合ったことが、著者とカリメン2号との距離を縮めていったように思います。
カリメン2号が当時、特に好きだったライトノベルは、角川スニーカー文庫が主で『ラグナロク 黒き獣』をはじめ、『トリニティ・ブラッド』シリーズや『レンタルマギカ』などです。
読んでいる本に偏りが在ったせいか、主に角川スニーカー文庫の作品ばかりを、今回の著者と書評したり感想を述べ合ったりしていました。
お互いにストーリーがどうだとか、あのキャラクターはこうだとか、色々と意見が衝突することのあったのですが、凄く充実した学生時代だったと今では思います。

前置きが長くなってしまいましたが…。
そんな気心の知れた(カリメン2号だけが思っているだけかも)著者のデビュー作を、このブログでどうしても取り上げたいと思い、パソコンに向かった次第です。
『用務員さんは勇者じゃありませんので』という作品で、2015年2月25日に一巻がFMブックスから発売されました。

宣伝用の小説1

ストーリーは、異世界に飛ばされる事になった高校生と用務員さん。その異世界で生き残る為に与えられた「力」を、あっさりとある生徒に奪われてしまう用務員の支部蔵人(はせべ くらんど)は、彼らとは違う場所に行きたいと強く願うのであった。雪山に召喚された蔵人は、そこでひょんなことから飛雪豹(イルニーク)の子供を育てることになる。その飛雪豹の子供に雪白(ゆきしろ)と名付け、共同生活を送っていたのであったが、異世界に召喚された元・高校生の勇者である藤城明里(ふじしろ あかり)が、ハンターを伴い飛雪豹を狩りに来たのであった。罠を仕掛けハンター達を撃退した蔵人は、そこで明里と出合い、彼女を匿う羽目になってしまう。ハンター達に罠を仕掛けたのが、明里ではないのかという疑いを晴らすため、遂に蔵人が動き出すのであった。

とストーリーの概要はこんな感じです。
気になる方は、是非とも本書を購入して、読んで頂けると嬉しいです。
またライトノベルというカテゴリーである以上は、挿入イラストにも注目なのですが、現在のライトノベルはアニメチックなイラストが実に多いです。
本書でイラストを手掛けているのは巌本英利さんという方で、アニメチックなイラストが多いライトノベルとしては、割とリアルな画を描く絵師さんのようです。
カリメン2号としては、マンガチックなイラストより、リアルな描写のイラストが好きなので、とても良い仕上がりになっていたと思います。

作品の総評としましては、正直なところまだまだ発展途中といった感じです。
特に小説の前半部分は、主人公である蔵人の人となりの分かる情報が不足しており、キャラクターがハッキリしない部分が多いです。
また、異世界譚である以上は仕方ないとはいえ、唐突過ぎる異世界への召喚に、読者が置いてきぼりにされている感は否めない。
設定や情報開示などもその都度、説明文のように入るところも、読んでいて気になるところですね。
その事によって、全体的に世界観やキャラクターの魅力が見えにくくなっており、そのことが少し残念に思います。
文章的には短い章に区切っているので読みにくいということは無いですが、短く区切っている事によって物語の情感が出にくくなっており、構成自体も甘く感じる。
ウェブサイトでの公開なので、仕方がないと言えばそうなのですが、短い章で区切ってるのであれば、何箇所か章を入れ替えて、作品の全体を引きしめた方が良いように感じました。
後半からの展開は、なかなか面白く、読み進める事の出来たのですが、ライトノベルの1巻としては、盛り上がりが希薄なように感じます。
1巻を読み終わり、正直な感想を言いますと上巻と言ったところでしょう。
著者の棚花尋平さんとも、少し話させていただいたのですが、2巻以降が話の中心となるようなので、次巻に期待ですね。

つい先日の事ですが、著者の棚花尋平さんと直接、話す機会がありました。
その中で、なかなか書きたい事、伝えたいことが書ききれていない印象を受けました。
昔からの知人としては、文章はともかくとして作品としての伸び代は、まだまだあるように感じました。
そして、著者自身の棚花尋平さんも、2巻以降が物議を醸し出す内容になっている、みたいな発言をなされていました。
その事からも次巻以降が、なかなか気になるところですね。
次巻の発売は2015年の春を予定しているそうなので。

ここからは独り言ですので、前もって謝罪しておきます。
これはカリメン2号の身勝手なお願いです。
上記にも書かせて頂きましたが、著者の棚花尋平さんとは、浅からぬ縁が在ります。
自分も映像関係で表現を学んできた者として、表現や作品なりは他人に見られて、なんぼだと思っております。
正直に言いますと、作品としては拙い部分も多くある小説ではありますが、是非とも手にとって読んで頂きたい。
先ほど言いましたが、まだまだ伸び代はあると思いますので、今後とも応援して頂けると大変うれしく思います。

日々の生活の中で

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春が近いというのに、冬が戻ってきたような天候にうんざり気味のカリメン2号です。
東日本大震災から4年が過ぎ、報道番組が色々な特集を組んでいました。
4年もの時間が経過した現在、恐ろしいと感じたことが、あの震災から4年も経ち、自分にとっては過去の出来事の一部になりつつあるという事です。
確かに被災した当事者では無いカリメン2号なのですが、少なくても被災地を直接この目で見た事のある者にとって、忘れえない光景が過去のものになろうとしている…。
本当に記憶とは恐ろしい…。
未だに、避難生活や心に傷を抱えている被災者の方々が、かの地で生活しているというのに、日々の生活の中でその事を思い出す事が、極端に少なくなって来ているのです。
震災の記憶を忘れないようにするだけで、実際は精一杯な自分がいる…。
この日だけは、忘れてはいけないように思うカリメン2号でした。

今回はこんな感じです。
毎回の事ながら、ブログアップが遅くて、申し訳ないです…。
なかなか筆不精が直らないもので、ブログアップには苦労しています。
見て下さっている方は少ないですが、感謝の気持ちは何時も持っているつもりです。

カリメン2号

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